顎関節症治療の症例
顎関節症(噛み合わせ)を正しく治療するためには精密な検査、デジタルでのデータ収集、的確な診断が不可欠です。歯科は噛み合わせに限らず歯科医の経験と勘に頼ってきた側面があります。名取歯科医院ではすべての治療は、デジタルデータと検査のもとに行います。歯科用 CT / レントゲンを基本に噛み合わせと力をデジタルで計測して数値化する Tスキャン、必用な場合は軟組織を撮影する MRI (提携医院で実施)を使って検査をおこないます。取得した様々なデータから、患者さんへ分かりやすい噛み合わせ治療の計画をお話しすることを心がけています。
歯列矯正後の噛み合わせに不調と顎関節症を再治療
30代 / 男性 2025年9月19日 公開


患者さんは30代の男性で、以前に他の歯医者さんでの矯正治療を終えた後から顎の痛み、咬めないなど咬合不良、顎関節症の症状が続いて長い間お悩みを抱えて、名取歯科医院に来院されました。この病態の変化のなかで「耳管開放症」という症状も併発され、耳鼻科に通院されていました。デンタルドックによる精密検査の結果、前医の矯正治療で噛み合わせが正しく治療されていないこと、顎関節(間接にある円盤状の軟骨)の症状があることがわかり、マウスピース型矯正(インビザライン)で噛み合わせと歯並びを治療。保定後にDTR (噛み合わせ)治療を行います。
顎関節症をデジタル咬み合わせ治療とインプラント治療で改善
40代 / 男性 2025年4月24日 公開


この患者さんは長年、首都圏の顎関節専門医のもとに通院しておられたそうです。この専門医の治療は従来のスプリントによる顎関節症治療でした。しかし、治療期間が長くなっても全く改善の兆しが無いため、紹介にて名取歯科医院に来院されました。
噛み合わせと顎の痛みを解消した包括的インプラント治療
50代 / 男性 2025年2月12日 公開


この患者さんは50代の男性で、若い時から様々な歯科治療をなさり、それに伴って抜歯をされたり、咬めなくなったそうです。そのなかで徐々に咬む位置がが分からなくなってきたとい言うお悩みで名取歯科医院にご来院されました。 全顎的に複数の治療部位で、インプラント・ブリッジ・ダイレクトボンディング・セラミッククラウンなど、適切な治療方法を組み合わせて包括的な治療を終え顎関節症の改善と咬めないという永きにわたるお悩みを解消しました。
抜歯せずインビザラインで歯並びを矯正


こちらは患者さんはご紹介で来院されました。 主訴として食事の際などに物が噛みずらく口唇を噛んでしまうということ、また顎が痛いとのことでした。また、審美改善をご希望されておられ、他の矯正専門医で抜歯と言われたが抜歯はしたくないとのことでした。名取歯科医院でデンタルドックによる精密検査の結果、非抜歯での矯正治療が可能と診断しました。マウスピース型矯正(インビザライン)で噛み合わせと歯並びを治療。保定後にDTR (噛み合わせ)治療を行いました。
上顎前歯6本をセラミックスクラウンで修復した審美治療1
40代 / 女性 2022年7月31日 公開


他院で審美治療を行った前歯の根元に隙間が出来て、金属の土台がが露出し金属が溶け出すことで歯ぐきも黒ずんできていました、またお口全体の黄ばみや汚れにについてのご相談でご来院されました。 デンタルドッグにて詳しい検査をしたところ、前歯4本に虫歯が進行し、噛み合わせにも支障をきたしている状態でした。 名取歯科院では、他院で被せた前歯の土台(コア)を外し、ラバーダムを用いた治療で細菌の再感染を極力抑えながら虫歯を丁寧に除去した後、上顎の前歯6本に審美性に優れたセラミッククラウンを被せる計画をご提案しました。 後日、奥歯に被さっていた古いインレーを除去しその下で進行していた虫歯も治療した後、奥歯にもジルコニアセラミックを被せ、お口全体の審美歯科治療を終了しました。
顎関節症を DTR Therapy (デジタルによる咬合調整)で治療
20代 / 女性 2021年11月15日 公開


患者さんは20代の女性で、顎関節症による痛みで口が開かないということで来院されました。いわゆる開口障害という状況でお食事もお辛い症状でした。デンタルドックによる精密検査の結果、パイパーの顎関節分類から “4A” と診断しました。DTR Therapy (咬合調整による顎関節症治療)よって歯学的に歯の接触と力をコントロールし、その後ペインクリニックでのブロック注射を併用し神経学的な痛みのコントールのうえで顎関節症治療を終えました。
前歯をマウスピース型矯正(インビザライン)で治療した歯列矯正
20代 / 男性 2021年7月1日 公開


患者さんは20代の男性で、主に前歯の歯並びを主訴としてご来院されました。右上前歯の捻転、また歯並びをつくるアーチ(歯列弓)が若干狭いこともあり、食事(嚥下)や深い呼吸がし辛くなっていることが拝察されました。デンタルドックによる精密検査の結果、非抜歯での矯正治療が可能と診断しました。矯正治療を通してアーチを僅かに拡げることで歯並びだけでなく、食事のし易さや呼吸の改善に繋がります。マウスピース型矯正(インビザライン)で噛み合わせと歯並びを治療。保定後にDTR (噛み合わせ)治療を行います。
顎関節症を非抜歯の矯正歯科と咬合調整で治療
10代 / 女性 2021年7月6日 公開


患者さんは10代の女性で、口を開けると顎がカクカクして痛いとのことでご来院されました。顎関節症の根本原因になっている噛み合わせ(咬合)の観点から矯正治療は第一選択ですが、他医院では小臼歯4本の抜歯(4番4本抜歯)する矯正治療を勧められたそうです。 ただし歯科医師として、10代とお若い患者さんの健康な歯を安易に抜歯して矯正することに賛同できません。拝見すると確かに口腔内のスペースは少ないのですが、それが抜歯を選択する免罪符にはなりません。デンタルドックによる精密検査の結果、ご本人が強く希望されていた智歯(親知らず)も含めて非抜歯での矯正治療が可能と診断しました。マウスピース型矯正(インビザライン)で噛み合わせと歯並びを治療し、保定後にDTR(噛み合わせ)治療を行います。
欠けた前歯をダイレクトボンディングで1日で修復
10代 / 男性 2021年5月24日 公開


患者さんは10代の男性で、自転車で転倒してしまい前歯が欠けてしまったとのことでご来院されました。デンタルドックによる精密検査の結果、幸いにも歯の神経までには至っていなかったため、ダイレクトボンディングによる治療を選択しました。治療日にはDTR (噛み合わせ)治療もふくめて1日で治療を終えました。