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DTR 認定医として伝えるデジタル咬合治療セミナーDTR 認定医として伝えるデジタル咬合治療セミナー

DTR 認定医として伝えるデジタル咬合治療セミナー

名取歯科医院では「正しい噛み合わせ」をゴールとして、日本ではまだ知られていないDr. Mark Piper の科学的な噛み合わせ治療 (DTR) にこだわり、日本国内で提供してきました。
これは私自身が30年悩み続けてきた顎関節の悩みを解消したのが DTR で、2017年に渡米して Yiannios. N の咬合治療を受け現在も安定した状態を得たことがきっかけでした。自院での臨床だけでなく、Robert Kerstein, DMD と Ben Sutter, DMD 主宰の顎関節・咬み合わせセミナー ( Digital Occlusion Seminars ) において、2022年8月に日本国内では初めての DTR Certified (認定医)を得るに至りました。

デジタル咬合治療(米国)専門医の取得について >

Robert Kerstein 氏は臨床医としてだけではなく、諸外国の歯科医師にTMDの診断をMRIベースとしておこなうことで、咬合と顎関節の科学的な治療を教育しているDTR/TMD のエバンジェリストです。私の資格取得では彼が審査官だったことから、座学も実技も厳しい目を受けましたが無事に資格を取得してからは、メンターでもあり大切な友人の一人となりました。

■ DTR CERTIFIED (DIGITAL OCCULUSION SEMINARS)
  DigitalOcclusionSeminars
  DTR PROVIDERS
■ Tekscan ( T-Scan )
  Tekscan, Inc.

デジタルの咬合治療に特化した
DTR によるセミナーを開催

咬合や顎関節症について高名な先生方は日本には沢山いらっしゃいますし、何より私自身は人を押しのけて前に出るタイプではないので学会発表や口演というのはお断りして、宇都宮の私の診療所まで来てくださる患者さんお一人おひとりの治療を何よりも優先して臨床についてきたのですが、日本ではデジタル咬合治療に関する情報が皆無と言っていいほどで、志のある先生方が基礎を学ぼうとしても基本的には渡米をして前述の Robert Kerstein, DMD と Ben Sutter, DMD によるセミナーに参加することになり、ハードルがとても高いというのが現実で DTR で治療に使用する機器も国内で簡単に手に入るわけではありません。

私自身も一人の臨床家として、また長年顎関節症に悩んできた患者として、日本でも旧い昭和型の咬合論から脱して、令和の噛み合わせ治療が拡がっていって欲しいという願いは持っていました。その気持ちが2022年夏の認定医取得のモチベーションとなりましたが、翌2023年に、私自身も尊敬する先生方から DTR の実践と Dr. Mark Piper の顎関節と咬合理論を体系的に学びたいとご相談を頂きました。

気恥ずかしい気持ちもあり固辞していましたが、先生方の熱意に根負けして僭越ながら2023年4月から2024年1月まで「顎関節と咬合を理解する」として、計6回の DTR セミナーを主催致しました。宇都宮の私の診療所まで先生方にお越し頂く形で座学として、Dr. Peter E. Dawson から Dr. Mark Piper への変遷、また Robert Kerstein DMD と Yiannios, N DMD の新世代のデジタル咬合治療、私の DTR 臨床のケーススタディとディスカッション、実技では Botox 治療、T-SCAN、Innobyte など DTR に核となる機器でイントロダクションを体験いただきました。

このような形でのセミナー主催は初めてであったこともあり、至らない点も多かったと思いますが先生方の熱意と支えを頂いて無事に完走しました。ご参加頂いた先生方には心より感謝致します。

第1回 2023年4月23日開催
第2回 2023年5月14日開催 
第3回 2023年6月25日開催
第4回 2023年7月23日開催
第5回 2023年9月24日開催
第6回 2024年1月21日開催

一臨床家として名取歯科医院にご来院いただく患者さんの治療を最優先としながらも、日本においても正しい顎関節と咬合への理解と、DTR (デジタル咬合治療)の啓発と情報発信においても、私でできることは続けていきたいと考えております。DTR/TMD に関する勉強会をご希望の先生方は、名取歯科医院までご連絡ください。

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