他院で抜歯宣告の歯を根幹治療で保存
男性 2022年6月30日 公開


他院にて10回も治療された結果、ここまで根管治療をして改善が見られなかった場合は抜歯だと宣告された患者さんです。 しかし、当院で通法に従って根管内のガッタパーチャ(根管充填材)の除去および、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を見ながら汚れを除去し、MTAで根管充填の処置を行ったところ、腫れも痛みも無くなり3回で治療終了になりました。 他院では、抜歯になった場合はインプラントだと言われていたそうで、インプラントにならずにすんで良かったと患者さんは喜んでおられました。
前歯のすき間(すきっ歯)をダイレクトボンディングで1日で修復
20代 / 女性 2022年4月27日 公開


患者さんは20代の女性で、どの歯科医院でも矯正治療を勧められたそうですが、前歯の隙間を矯正治療せずに治して欲しいと来院されました。デンタルドックによる精密検査の結果、矯正治療で歯を動かさなくても治療できると判断し、ダイレクトボンディング(レジン)による治療を選択し、1日で治療を終えました。
奥歯の虫歯をラバーダムとMTAで神経を保存して治療
20代 / 女性 2022年2月21日 公開


患者さんは20代の女性で、右上4番の虫歯の治療でご来院されました。古いインレーを被せていた下で虫歯が神経の一部まで進行していましたが、処置の際はラバーダムを使用することで雑菌を極力排除した状態で歯の神経を保存しました。処置から3年経過した後も神経や歯に問題は出ていません。
顎関節症を DTR Therapy (デジタルによる咬合調整)で治療
20代 / 女性 2021年11月15日 公開


患者さんは20代の女性で、顎関節症による痛みで口が開かないということで来院されました。いわゆる開口障害という状況でお食事もお辛い症状でした。デンタルドックによる精密検査の結果、パイパーの顎関節分類から “4A” と診断しました。DTR Therapy (咬合調整による顎関節症治療)よって歯学的に歯の接触と力をコントロールし、その後ペインクリニックでのブロック注射を併用し神経学的な痛みのコントールのうえで顎関節症治療を終えました。
通常抜歯の奥歯をインプラントを選択せず再植で保存した治療
30代 / 男性 2021年11月10日 公開


患者さんは30代の男性で、右奥歯の強い痛みで噛めないと来院されました。デンタルドックによる精密検査の結果、奥歯周囲の骨がなく動揺(ぐらぐら)もあり歯原性の副鼻腔炎(蓄膿症)も認められました。通常抜歯ですが上顎骨がなく抜歯後にインプラントもできません。精密根管治療をおこない、更に一度歯を抜いて見えない部分の根の治療を外側からおこない元に戻す再植を選択しました。