デジタルの咬合治療に特化した
DTR によるセミナー2024
名取健寿がモデレーターとなり、アメリカ・ボストンにおいて、40年間の補綴歯科臨床を実践した ロバート・カーステイン先生をお招きして、1Dayセミナーを開催しました。日本国内では接する機会の少ない T-Scan Novus によるデジタル咬合解析と実践的な顎関節治療について学ぶ機会を設けることができました。
ロバート・B・カーステイン DTR セミナー
咬合の力とタイミングを Degital Occlusion で可視化して制御する
2024年11月28日(木) 10:00〜16:00 / 東京都千代田区神田
講義内容:
咬合は、歯-筋肉-顎関節の間の相互作用を含む複雑な神経科学です。 しかし、咬合は生体力学的に教えられており、咬合力と接触のタイミングの真の咬合間機能測定は行われず、 歯を使用するたびに患者の咬合の快適さに影響を与えます。
本講演で紹介する「T-Scan Novus」は、天然歯、インプラント、補綴修復物の咬合力とタイミングを 正確に制御し、予想どおりに患者の咬合を改善すると同時に、今までの咬合紙に頼った調整による望ましくない補綴物装着後の咬合調整を最小限に抑えることを可能にします。 このコースでは、臨床でデジタル咬合測定を採用し、エビデンスに基づく測定アプローチを使用して、 私たち歯科医師の治療が、患者に永続的で快適な咬合を提供するのに役立つ方法を解説しました。
講師:ロバート・B・カーステイン、DMD タフツ大学歯学部(Boston, U.S.A.) 元臨床教授
講師略歴:
1983年博士号取得
1985年タフツ大学歯学部 歯科補綴学の資格取得 1985~1998年タフツ大学 補綴学臨床教授
1984年から、40年以上に渡り「T-Scan」の開発と臨床使用に携わり、 現在はその普及に精力的に取り組んでいる。
研究成果は、Journal of Prosthetic Dentistry、Journal of Craniomandibular and Sleep Practice、Quintessence International 等に数多く発表。
同時通訳:名取 健太郎 先生 (米国歯科医師免許取得)