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歯科治療は感染との戦い歯科治療は感染との戦い

歯科治療は感染との戦い

2021年現在、全世界でコロナウイルスとの戦いが続いています。医療人としても一個人としても、一日も早く終息する事を祈っております。話は変わりお口の中には様々な細菌が存在しており、歯科治療もまた細菌と日々向き合っていると言えます。

歯科治療をしている最中に、細菌が治療中の歯に入り込むと再感染を起こしてしまいます。この再感染のたちが悪いところは、治療中ではなく治療後に時間をおいてから症状が出るところです。炎症などによる痛みや腫れなどの症状が出てくるのが数ヶ月先か場合によっては数年先になってしまう場合もあります。中には歯を削った後にプラスチックなどを詰める治療の場合、歯科医師ではなく職員がやってしまう歯科診療所もあるそうですが、もちろんこれは違法です。

歯を残す治療、天然歯を大切にする精密な歯科治療において、治療をしている歯をできるだけクリーンな環境にするためにはラバーダムというゴム製のシートが必須で、名取歯科医院でももちろん使用しています。

このラバーダムには、細菌感染だけでなく治療中の誤嚥(ごえん)を予防するなど多くのメリットがあります。ラバーダムをすることによって治療の良し悪しが決まってしまうと言っても過言ではありません。正直に言いますと15分〜30分の治療時間で、ラバーダム無しというのはお勧めできません。

また名取歯科医院では、滅菌器にヨーロッパ規格EN13060の最高基準「クラスB」準拠の減菌器を用い、治療器具の衛生管理、安全管理をもっとも大切にしています。治療器具は滅菌処理後、治療ごとに減菌パックで器具を管理しています。

歯科治療においても「感染防止」はとても大切なことで、患者さん、職員、歯科医師自身の安全を約束する。
衛生管理は医療行為の基本です。

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