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歯の神経は抜かずに治療が基本です歯の神経は抜かずに治療が基本です

歯の神経は抜かずに治療が基本です

人間の全身には血管が張り巡らされ血液を体内に循環させていますが、歯の中にも血液が循環していて神経も同じように存在しています。体に例えると図のように心臓がポンプの役割を果たして、身体中に血液を循環する事ができるので人間は生きていられるのですが、歯も同様です。

この血液の循環があるからこそ歯の免疫は高く守られて、硬いものを噛んでも歯が壊れないようになっているのです。

では「痛みも炎症もない歯の神経を白いセラミッククラウンを入れるから抜く」とか「虫歯が大きいから神経を抜く」など直ぐ神経を抜いてしまうとどうなるでしょうか? もちろん痛みがあり手の施しようがなく、神経を抜かなければならない時もあるでしょう。しかしそれはほんの僅かなケースです。

名取歯科医院で直近1年間で神経を抜いた歯は2本でした。そのほかは神経を守るお薬で対処できるケースがほとんどです。安易に神経を抜いてしまうと血液の循環を失った歯の免疫は大きく低下してしまい歯が割れるリスクが高まります。そして割れた歯は抜歯になってしまうのです。

痛みが少なければむし歯が大きくてもできるだけ神経を残す治療を選択した方が、結果として歯を残せる可能性は高まりますし、痛みというのは体から警報(サイレンのようなもの)ですから決して悪いことだけではないのです。抜歯せず歯を残すことができれば、インプラント治療をしないですむかもしれません。

このように名取歯科医院では神経(血液の循環)を残して、歯を救う治療を心がけています。

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