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咬み合わせを考慮した素材選び咬み合わせを考慮した素材選び

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咬み合わせを考慮した素材選び

歯科治療において咬み合わせを考慮した素材選びは、長期的なお口の健康を考えた時にとても大切です。
どれほど審美性・耐久性に優れた素材であっても、咬み合わせを考慮した選択でなければ意味がありません。人の顎の状態は日々変化し、常に同じ位置で咬み合うわけではありません。そのため、患者さん一人ひとりの咬み合わせを細かく把握し、慎重に治療を進めなければなりませんし、定期的なメンテナンスも咬み合わせを維持するために不可欠です。

例えばジルコニアという素材は、美しい白い見た目や舌触りの良さがあり、審美性に優れています。特徴として高い耐久性を持ち、即ち非常に硬い素材と言えます。ジルコニアの硬さは天然歯のエナメル質に比べ5~10倍もあり、咬み合せた際の力が直接歯根に伝わります。そのため咬み合わせの調整が不十分だと、歯にヒビ(マイクロクラック)がはいり、結果として歯が欠けたり割れたりするリスクが高まります。

ジルコニアに限らず、歯科治療の素材や治療方法は、咬み合わせに関する豊富な知識を持つ歯科医師が、適切な知識をもとにして選択すること。その上で咬み合わせの調整を正しく行うことが大切です。

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