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デジタル治療にも冷静な検討が必要

歯科業界でもCAD/CAM技術の進化が注目を浴び、デジタル治療が広く取り入れられています。デジタル治療においては、部分的な治療に用いられるCAD/CAMインレーが注目を集めていますが、注意が必要です。CAD/CAMインレーは壊れる可能性があり、壊れた場合には虫歯や神経の問題が引き起こる可能性があります。最終的には、抜歯やインプラント治療が必要になるという場合もあります。

患者さんはデジタルだから…と、高度な技術を駆使した治療が提供されていると思われるかもしれませんが、必ずしもそれが良い治療とは限りません。
症状によっては、デジタル治療よりも、ダイレクトボンディングで1回の治療で終了したほうが、よい場合もあります。

デジタル治療は進化していますが、それに踊らされることなく患者さんにとって何が一番良い治療なのかを考えることが大切だと名取歯科医院では考えています。

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