食事から感じた闘病生活の教訓
今回の闘病生活を通じて、歯やインプラントなどを介して「自分で食事を噛んで栄養を身体に取り入れる」ということの大切さを改めて感じました。手術後の初日から2日間は点滴のみで過ごす必要があり、全く力がなくなり、声にも影響が出て思考力も低下しました。その後、チューブが外れて口から食事ができるようになった時には病院食でも「食べられる」感動がありました。
この経験から、自分で噛んで食事をとることがどれほど重要かが理解できました。歯を使用したブリッジやインプラントは、適切に噛むことができれば問題ありません。もし入れ歯だった場合、十分な咀嚼が難しく、回復も難しいでしょう。歯を抜いたままにすることは後々自らに苦しみをもたらす可能性があります。インプラントやブリッジが嫌で放置している方もいますが、そのままにしておくことが将来的に自分を苦しめることになるのではないでしょうか?
未来は誰もが高齢者になります。きちんとした歯の治療を進め、きちんとした咀嚼を保つことが、健康な食生活を続けるためになると名取歯科医院では考えています。