,

マウスピースの是否マウスピースの是否

マウスピースの是否

歯科医院で「かみしめが強いからマウスピース(スプリント)治療をしましょう」と言われた経験がありませんか?
しかし答えは否であると名取歯科医院では考えています。

マウスピース(スプリント)は限定期間(一週間以内)でしたら良いかもしれませんが、何ヶ月にもなると歯の順応が失われてしまいます。
人は日々上の歯と下の歯を何万回と噛み合わせます。歯と歯が噛み合わされることで接触し、動きを同調させることで、上下の歯にかかる力を分散し、順応させています。しかし、マウスピースをすると歯の片方が固定されてしまうため、力のバランスを順応させることが出来なくなってしまいます。そうすると他の部分に力の分散が起こり不具合が発生します。
人間のお口の構造をきちんと理解せずに安易にマウスピースを使用すると、他に問題が生じるのです。

マウスピース(スプリント)治療では殆どの患者さんが治りません。症状が全く変わらないのです。マウスピースをしても患者さんは何も変化を感じる事が出来ないので、何でやるのだろう?と疑問ばかりが膨らむこととなります。

つまり、マウスピースをしても何も良い事はありません。

名取歯科医院では多角的な診査(歯科用CT・MRI・デジタルレントゲン…etc)を行い、何が患者さんのお悩みの原因になっているのかを調べます。その結果、咬み合わせが原因で顎関節症になっているのであれば、それに見合った治療をご提案します。

これまで苦労してマウスピースをしなくて良かったんだ…と、話される患者さんもいらっしゃいます。顎関節症としての咬合調整はきちんとした正確な診断と治療、専用機器によるデータの裏付けを取ってを行えば結果はでるのです。一番大切なのは診断であると名取歯科医院では考えております。

]]>

  • 重要
  • 新型コロナウイルス対策