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お口の中の問題の解決方法お口の中の問題の解決方法

お口の中の問題の解決方法

お口の中の問題の全てを歯科医師が解決出来るわけではありません。

例えば歯に痛みがあった場合、具体的に虫歯がある、または歯肉が腫れているなど目に見えて解ることであれば、その部分の問題を解決すれば大丈夫でしょう。しかし、見た目には何も問題が無いのに「凄くしみる」とか「痛い」などという場合にはどうでしょうか?
その場合は安易に歯を治療(介入)するべきではありません。よく「歯がしみると患者さんに言われたから神経を抜いた」という歯科医の話を聞きますが、これは誤診と言わざるえません。原因が分からないまま神経を抜いてしまっても問題の解決になるどころか、もっと悪い方向へと行ってしまうことの方が多いでしょう。

歯の問題は様々な視点から考え、また、的確な診断や治療を行わないとならないと名取歯科医院では考えています。それを怠ってしまうと治療をするたびにどんどん歯が壊れてしまうなどという現象が起こり、どうする事も出来なくなってしまいます。

名取歯科医院では、すべての治療の前にデンタルドックによる精密検査をお願いしています。例えば、心臓や脳の手術をする時に、診査・診断をしないで行ったらどうなるでしょう?
考えるだけでも怖いですね。本来は歯科でも同じなのですが、歯の治療では精密検査が疎かにされがちです。名取歯科医院ではお口の人間ドックといえる総合精密検査(デンタルドック)を必須としております。

そして名取歯科医院ではデンタルドックに口腔がん(舌がん)検診を追加を致しました。口腔がんの発症率は体全体のほんの数パーセントと20年位前に知って以来、現在も同じ位だろうと思っていました。しかし…最近のデータを見ると驚くことに口腔がん(舌がん)は数倍にも跳ね上がっているのです。
通常は時間の経過と共に治療法や薬が開発されて発症率が下がってきますが、なぜか口腔がん(舌がん)だけは年を追うごとに発症率は上がっています。口腔がんも早期発見が大切です。社会に対し一人の歯科医師ができることは小さいかも知れませんが、費用変更せずデンタルドックに口腔がん検診を追加することに決めました。

歯医者として患者さんの健康な人生に寄り添うことができるよう、名取歯科医院は様々な視点から考え、的確な診断を行うために一歩ずつ進んでまいります。

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