,

インプラント治療のトラブルインプラント治療のトラブル

インプラント治療のトラブル

今回は他院で行ったインプラント治療のトラブルケースで来院された患者さんのお話です。
この患者さんはご自身の歯がどんどん抜けてしまい、その代わりにインプラントをするといった治療を繰り返し、最終的には噛めなくなってしまったという主訴でした。

ここで患者さんにもも立ち止まって考えていただきたいのですが、そもそもインプラント治療は、セラミック治療や矯正治療などと同じく、きちんと「噛む」ことが出来るようにするための治療ではなかったでしょうか?

しかし、実際にはインプラント治療をしたら噛めなくなったという患者さんが、名取歯科医院に来られるケースが非常に増えております。これは昨今のブームが影響しているかもしれませんが、矯正治療に対しても同様の傾向があります。

それはいったいどうしてでしょうか?

原因は、噛み合わせを理解していない歯科医師がインプラント治療をしているからだと私は考えます。インプラント治療は、骨にチタン製の人工歯根を埋め込む治療ですが、きちんと「噛む」ことができるようにするためには、ただ手術が上手いだけではだめなのです。もちろん手術の技術は必要です。しかし、ただ人工歯根を埋め込めばよいというわけではなく、歯肉の治療やその上に被せるセラミッククラウンの知識、そして、最後にきちんとした「正しい噛み合わせ」を作るための知識が必要なのです。

何のために患者さんは歯科治療をするのでしょうか。それは、きちんと噛んで美味しく食事をするため、言葉や時には歌を唱うすとれすのない発音発語のため、ではないでしょうか。患者さんが噛めないと訴えているなら、それは噛めないのです。つまり、きちんと治療が行われていないということに他なりません。その責任はもちろん歯科医師にあります。

正直に言えば、噛み合わせを理解していない歯科医師に、インプラント治療をする資格はないと思います。例え、専門医の資格を持っていてもです。それだけ、噛み合わせは重要なことであると名取歯科医院では考えています。

名取歯科医院では咬合学のマスターピースである、Dr. Peter E. Dawson の咬合理論を15年にわたり実践しています。そのDawsonの噛み合わせ治療をデジタル化することで大きな飛躍を得たDr. Mark Piper の科学的な噛み合わせ治療を、日本で唯一*提供しています。
*2022年、日本初の米国咬合(デジタル)認定を取得。

名取歯科医院では、歯科治療後にストレスなく噛めることが歯科治療の目的の一つと考えています。それが患者さんご自分の天然歯を守り、そして治療した歯が長持ちする「正しい噛み合わせ」のゴールであるからです。

  • 重要
  • 新型コロナウイルス対策

LINEビデオカウンセリング

患者さんの歯の悩みに、
LINEビデオで院長が直接カウンセリング致します。