マイクロスコープの可能性
名取歯科医院の院長である私が、歯科医師になって30年を超えましたが、この仕事には常に刺激とやりがいを感じます。
特に名取歯科医院で10年以上使っているマイクロスコープは、歯科医師としての仕事に新しい広がりを感じさせてくれます。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使うことで、裸眼やルーペでは見えなかったものが大きくはっきり見えるようになり、虫歯の取り残しや健康な歯を削り過ぎてしまう事を防ぎます。一般的には歯の神経治療(根管治療)だけにこのマイクロスコープを使うことが多いようですが、それだけでなく、名取歯科医院はすべての治療を対象な、必要に応じてマイクロスコープを使用します。今まで「抜歯と宣告されていた末期的な虫歯」も、精度の高い根管治療(歯の根の治療)や修復治療で自分の歯を抜かずに残すことができるようになりました。
できるだけ歯を削らない、歯を抜かない治療にマイクロスコープは欠かせません。また治療の後にマイクロスコープの動画をお見せすると、患者さんも大変興味を持たれます。
名取歯科医院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を院内すべての診療室に完備しており、約20倍に拡大した精密な治療を行います。マイクロスコープ導入を謳うクリニックもドクターのみ使用している場合がほとんどですが、名取歯科医院はマイクロスコープによるドクターの精密治療を行ったあと、歯科衛生士によるメンテナンスも同様にマイクロスコープを使っています。
このマイクロスコープはただ導入すれば良いというものではありません。名取歯科医院では、職員全員がトレーニングを受けマイクロスコープを治療に使用しています。