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ダイレクトボンディング(レジン)の審美歯科ダイレクトボンディング(レジン)の審美歯科

ダイレクトボンディング(レジン)の審美歯科

歯科治療にはほんとうに沢山の種類があります。そのなかでも審美歯科と言うと白いセラミックの被せ物(セラミッククラウン)をイメージする患者さんも多いと思いますが、白いセラミックの詰めもの(セラミックインレー)ご存知でしょうか。
最近ネット広告で「デジタルの1Dayトリートメント」というものを目にされたことはありませんか?このセラミックインレーによる審美歯科治療を受け、ダメになったという相談を名取歯科医院では近年多く受けています。

こちらは僅か数ヶ月前にセラミックインレーの治療を受けられた患者さんの写真です。ご覧のとおりボロボロで虫歯になったり割れています。セラミックは陶材と同じ材質ですから、もともと割れたり壊れたりするリスクが高い素材です。名取歯科医院ではこのようなご相談の場合は、セラミックインレーではなく、ダイレクトボンディング治療をご提案します。

ダイレクトボンディング(築盛)は、材質や特性の異なる歯科用レジンを盛りつけて固めることを繰り返す治療方法です。レジンは固まると縮む特性があります。そのため丁寧に虫歯を取ったら、回数をわけて歯に直接レジンを盛りつけることで、縮み防止だけでなく天然の歯に存在する「層」を再現した美しい治療が可能になります。

セラミックインレーの治療費は保険外治療なので、6万~10万が治療費の相場です。ダイレクトボンディングは保険外治療であっても、3~5万の治療費で患者さんの費用負担が低いことも特徴です。この治療費よりも大切なのは、歯とからだへの影響(侵襲)がすくない点です。

名取歯科医院ではすべての治療で、からだの負担が少なく費用のが低いものを最初の選択肢として患者さんに提案します。安易に歯を削って被せ物をしたり、抜歯をしてインプラント治療をおこなうことは致しません。健康な歯をできるだけ削らない、神経はできるだけ取らない、歯をできるだけ抜かずに残す歯科治療を最初に選択します。審美歯科もステップバイステップで考えています。

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