質の高い歯科治療のために

コロナ禍ということもあり、LINEカウンセリングでの歯のお悩みや、セカンドオピニオンのご相談などが増えています。オンラインというのは遠方など距離も関係なく、移動の時間もかけず相談ができるのは患者さんにとって便利ですが、欠点もあります。

それは医師が直接患者さんのお口の中を拝見出来ないという事です。名取歯科医院は治療の原点を「患者さんを知ること」だと考えています。直接、お口を拝見出来ないと的確なお答えはできないので予測と想像の範囲でのお話になります。百聞は一見にしかずという諺どおり、いくら丁寧に伺っても直接拝見して CT など画像診断もともなわなければ正しい判断は出来ません。

例えば心臓や脳の手術をする時に、診査・診断をしないで行ったらどうなるでしょう？考えるだけでも怖いですね。歯科でも同じなのですが、歯の治療では疎かにされがちです。正式な治療を開始する前にはお口の人間ドックといえる「デンタルドック（総合精密検査）」を名取歯科医院では必ず受けて頂いています。

実際の治療はデンタルドックを必ず受けて頂き、科学的裏付けのある治療計画をご提案いたします。精密な検査のうえで、現在の症状・状況のご説明と治療計画。そして治療費用をお見積りします。丁寧な歯科治療には診査診断の時間がどうしても時間が必要となり、直ぐに「○○○○で治療しましょう」というお話しはできません。

名取歯科医院では、質の高い歯科治療には診査診断の時間が必要であること、それは患者さんの利益に直結することへのご理解をお願いしております。