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症例紹介症例紹介

破損した前歯のセラミックベニアをジルコニアセラミッククラウンで治療

30代 / 女性 2021年7月29日 公開

治療前
治療前
治療後
治療後

治療内容

  • ジルコニアクラウン

治療費用
¥200,000

費用明細はこちら

患者さんは30代の女性で、前歯のセラミックベニアが事故で割れてしまった事で来院されました。デンタルドックによる精密検査の結果、歯の神経は残せると診断し、目立つ前歯としての機能性と審美性を両立できるジルコニアセラミッククラウンを選択し、前歯の審美歯科治療を行いました。

治療ステップ

step1

初診時

治療前

左1番のセラミックベニアが大きく破損しています。歯を損傷した場合は神経を抜いて治療を行うこともありますが、神経が生きているなら保存した方がその後の歯の耐久性は格段に良くなるため、デンタルドックで神経や歯の状態を確認してから治療方針を決定します。

step2

精密検査・治療計画

レントゲン

歯式

歯式

割れた前歯をデジタルレントゲンで見たところ、幸い歯の神経までダメージは至っていないため、神経を保存して治療を行えることが分かりました。土台を残して歯冠部分を除去し、ジルコニアセラミッククラウンを被せる治療をご提案しました。

step3

ジルコニアクラウンの調整

破損したセラミックベニアを取り除いた上で患者さんの歯型を取り、審美面だけではなく実際の嚙み合わを考慮して歯牙形態を決定。歯科技工所でジルコニアセラミッククラウンを作成します。

step4

ジルコニアセラミッククラウンのセット

クラウンをセットします。今回は審美性が求められる前歯なので、噛む力に耐える機能性を持ったジルコニアを土台に、透明感のあるセラミックを手作業で一層ずつ盛りつけたジルコニアセラミッククラウンを選択しました。ジルコニアは人工ダイヤモンドと同様の強さを持ちますが、加工が難しく透明感が天然歯と異なります。そのため生活のなかで目立つ前歯の場合、ジルコニアとセラミックのハイブリッドのクラウンを使用することで、自然な美しさと丈夫で機能的な白い歯に治療することができます。

治療費

ジルコニアクラウン
ジルコニアクラウン ¥200,000 1 ¥200,000
合計 ¥200,000

症例紹介について

治療費について

すべての治療が保険外診療となります。価格と税率は治療当時のものとなります。初診カウンセリング費用は無料ですが、治療前にデンタルドック(55,000円)が必要です。

治療リスクについて

治療中に一時的な咬合痛や冷温水痛、若干の歯肉の腫れ、発赤などを生じることがあります。また仮歯の時期には仮歯の脱離や破損の可能性、舌感などに違和感を感じることがありますが、本歯に移行するまでに通常消失します。
※すべて症例による違いや個人差があります。

掲載写真について

すべて名取歯科医院での臨床写真で、見た目を変える画像加工は行っておりません。またメーカーや学会誌からの転用はございません。掲載写真は実際に治療を行った患者さんの同意を得て、治療を検討する方への情報提供と啓発を目的として公開しています。

噛み合わせと定期検診について

審美治療の終了後は、必ず定期検診をお受け頂きます。これは顎関節を含む噛み合わせの安定を出来るだけ長期にわたって維持して頂くためです。噛み合わせの安定は治療箇所の長期予後(長持ちする治療)におして不可欠です。

メタルフリーとマイクロスコープについて

金属を使用しないセラミックス、ファイバー、レジンによるメタルフリーの審美修復治療です。マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使った拡大視野による治療により修復物の適合性を高めることは虫歯や歯周病の再発抑止に有効です。

審美歯科

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