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私たちがやっている歯科治療は、すべてつながっています。
虫歯の治療、神経を守る治療、何かを被せる治療、最後に噛み合わせの治療、これらは全てつながっています。

しかし、商業誌などで例えばこちらの「MTAで神経を保護した」という画像だけがクローズアップされると、ただ「神経を取らずに守った」という話になってしまいます。

それは確かに事実ではありますが大切なのそこではありません。
歯科治療の目的は美味しく食べられることですので、極端な話ですが、治療方法は何でも良いわけです。
食べるために必要なのは「噛む時に神経を最大限使える」ことです。
そのため、歯科治療において「神経を取らない」ということがまず大切な一つの目標です。

人が生まれてから年を取るまでの間歯は毎日噛むことで摩耗します。加齢と共に歯が摩耗しすり減ることは自然なことで、人は適応していきます。
しかし神経があれば歯が摩耗しても、ほぼ割れません。だからこそ、神経を残す治療というのは、歯を保存するためにとても大切です。

今は顎関節治療や食いしばりインプラントなど、治療方法は多くありますが、やはり一番いいのは自分の歯が残っていることです。
歯科業界の中でインプラントが一番だ、というようなことを言う人もいます。
しかしそんなことはありません。インプラントなども大切ですがそれは歯がなくなった後の治療です
自分の歯できちんと噛める、何でも食べられる、その方が素晴らしいことではないでしょうか。
それらをきちんと調整し生かすことが一番パーフェクトな治療であることは、お分かりいただけたかと思います。

インプラントや矯正など自由診療、、高い治療が良いわけではありません。
まずは歯を一つひとつ大切に守っていく、それが歯医者の役目だと名取歯科医院では考えています。

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