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今日は顎の痛みについてお話しします。
皆さん顎が痛いと頬に掌を当てて触りますね?
すると歯医者さんはそこが痛いと思います。

しかし掌で触る範囲は決行広く原因はたくさんある訳です。
歯が痛いのか、筋肉が痛いのか、神経が痛いのか。
いろいろな原因があります。
最近多いのが「痛いんです」と来院されても、歯に問題はない。
筋肉も硬くない。けれど痛くて仕方がない。
そんな方の場合は、神経を疑います。

三叉神経というものがあります。
上と中央と下(顔の皮膚と、口の中の粘膜、歯と歯茎)の三本あります。

これ(三叉神経痛)になると歯は大丈夫でも、筋肉が大丈夫でも
神経がびりびりして痛い。
それは交感神経というものと関係しています。
神経が元気(亢進/過敏になること)になってしまい、三叉神経に影響を及ぼすと痛くて仕方がなくなります。

その症状になると患者さんは手を頬に当てて痛みの表情をします。
でも触っていても顎が痛いわけではないのです。

そういう場合は僕たち歯科医の仕事ではないのです。
名取歯科医院ではペインクリニックをご紹介しています。

ペインクリニックに行くと、痛い所の神経をブロックします。
いったんブロックをして亢進がおさまると痛みはなくなります。

それからうちに来られても、全くなにも症状はありません。
でも、そういうことが歯医者にわからなければ
歯の神経を抜いたり、ひどいときは歯を抜かれてしまったりという事が起こることもあります。

歯医者さんが全てを助けられるわけではありません。
痛みなどの問題は、いろいろな原因によって起こっているのです。

そういうことを名取歯科医院では皆さんに知っていただきたいと思っています。

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