名取歯科医院では、デンタルドッグでiTero(iTero element)による検査を導入しています。
iTeroとは歯科用の3D光学スキャナーで、患者さんの口内をスキャンして歯型を採取できます。
シリコンと石膏をつかうより王都間や違和感など負担も少なく
時間も短くなります。
スキャンしたデータは即座に3Dデータとして取り込まれるため
スキャンの後にすぐに画像を見ながら歯の状態を確認できます。
iTeroはマウスピース型矯正の歯型を取るための製品ですが、
名取歯科医院ではデンタルドックにiTeroで採取したデータを利用して
患者さんに治療計画を分かりやすくお伝えしています。
デンタルドックでiTeroを導入した理由もいろいろあります。
iTeroでスキャンしたデータはデジタルです。
写真もデジタル、レントゲンもデジタル、CTもデジタル、全てデジタルのデータです。
ということはずっとデータが残るということです。
患者さんに「あの時の歯ってどうなってたんだっけ」
と言われても、すぐに見せることが出来ます。
名取歯科医院ではすぐに見せています。
しかし、中には見せない歯医者さんもいます。
「無くなってしまった」とか「写りが悪い」などと言ってデータを見せず、
「(口の中を見ながら)歯がこうなっていますよー」と説明しても患者さんも
分からないかと思います。
デジタルデータであれば画像もきれいなので鮮明に分かりますし
データがなくなることもありませんし、非常に良い事ばかりだと思います。
また、患者さんが治療後、5年・10年後に何かトラブルがあったとしても
一番初めのデータがあるわけですから、また最初から全部データを取らなくていい
検査が最小限で良くなります。
そうしていくとデータが、患者さんの一つの物語としても出来上がってくる。
それがiTeroの一番の特徴だと名取歯科医院では考えています。