最新の歯科治療の技術について

歯科治療については日々、様々な方々が様々な意見を述べています。
デジタル時代だから何でもデジタルで行うべき。
歯を削る治療はもう古い。
全ての治療は1日で終了する事が出来る。
割れた歯を完全に復元する事が出来る。
どの方法も、治療手段としては間違いはないかも知れません。
歯科医院の広告も、インプラント治療やセラミック治療または根管治療など実に多岐に渡ります。
しかし、これらは治療に用いる一手段に過ぎません。
最新の治療をしたけど直ぐにダメになった。白いきれいなセラミックだが割れてしまった。歯を治したが歯肉が腫れてきた、などの問題が起きたら患者さんはどう思うでしょうか。
歯科医師がまず考えるべきなのは、患者さんのお口の中で起こっている問題の原因は何か、なぜ起こっているのか？何が問題なのか？そして、将来に渡って治療が安定していくにはどうすればいいか？ではないでしょうか。
治療後も患者さんの長い人生は続くという事を忘れてはいけません。そのために歯科医師がするべきことは、新しい技術を治療の選択肢として取り入れることが出来るように常に学ぶことであると名取歯科医院では考えています。
そのために名取歯科医院の院長である私は、アメリカのCNOというスタディグループに属し、常に技術について学んでいます。
インプラント、セラミッククラウン、根管治療、これらは治療手段の一つに過ぎないという事を覚えておいて頂ければ幸いです。