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今日は顎関節症治療の基本、治療後のメンテナンスについてお話しします。

顎関節を治療した後についてお話をしたいと思います。

例えば虫歯で歯を治したと言ったら、被せ物を入れて歯の形が再現され、患者さんもストレスなく噛むことができるというこで、患者さんは「治った」と感じます。
しかし額関節症の治療で、歯を削ったことによって患者さんが楽になるというのはというのは歯を治したということと少し違います。

なぜか?

顎には肘や膝のように案ん忽があります。
軟骨は厳密に言えば、毎日位置が変わります。
例えば顎の軟骨が落ちた位置で顎関節症になったとします。治療により痛みを治したとしても、一回落ちてしまった軟骨は絶対に元通りの位置には戻りません。

100%元に戻らないので言葉とはしては「治った」とは言わず「安定」といいます。
そうして軟骨が落ちた方は、将来にわたってまた顎が変わります。その変化を見るために半年に一回は歯医者でメンテナンスを受けたほうがいいです。

半年に一度のメンテナンスは、歯の横ごれを取ると考える人が多いですが、歯をダメにする理由は「炎症」と「力」です。

汚れを取れば炎症の原因はなくなりますが。力は調整しないとまた悪化します。
顎関節症に置いて治療は「治った」ではなく、いかに「安定させたか、安定させ続けるか」ということが大事になってきます。

安定させていれば何も起こりませんが大丈夫といって放置していると、5年後10年後に突然歯が痛くなる。抜歯をしなくてはいけないということになりかねず、過去にせっかく行った治療が無駄になってしまいます。

大切なのは半年に一回汚れを取り炎症を防ぎ、力のバランスを見る。
それが顎関節の治療後のメンテナンスとなります。

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