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顎関節症の治療法についてお話しします。

患者さんが顎が痛い、カクカクすると訴えると
ほぼ100%マウスピースでの治療となります。

先日、名取歯科医院に来た患者さんが袋に
10個以上のマウスピースを持ってこられました。

つまり10件以上の歯科医院に通われたということです。
それでも治らない。

私自身も顎関節症です。
以前マウスピースをした事もあります。
もう、20年前です。
治りませんでした。

ということはマウスピースをしても治らないのです。
それはなぜでしょうか。
顎の仕組みを知っていれば、それはすぐ解ることです。

マウスピースは歯と歯の間に入れます。
顎の位置は変わらず回転しただけなのでです。

顎関節を治すのにマウスピースをしても意味が無いという事です。
ただ顎の位置を少し回転した所で
マウスピースを入れただけなのです。

何も変わらないのです、逆に悪くする。
詳しい話は長くなりますので今回は省きます。

マウスピースで治るというのは昔の話です。
僕がどんな治療を受けたかというと、
歯を削りました。歯を削って顎を正しい位置にすることで
僕は治りました。

それが今の顎関節治療です。
歯を削ることで、ケースに寄りますが7~8割は治ります。
治るというのは顎のカクカクが無くなる、痛みがなくなる。
そういう事です。
逆にマウスピースをすると顎が悪くなる場合があります。

でも日本の歯医者のほとんどが、マウスピースをします。
でも患者さんのほとんどの声が、マウスピースをしても治らないと言います。

名取歯科医院では解剖の見地やメカニズムから治療をしています。
こうした治療法を選択するのが大切だと思います。

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