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顎関節症が歯科医師でないと治せない理由 part1顎関節症が歯科医師でないと治せない理由 part1

顎関節症が歯科医師でないと治せない理由 part1

最近、巷では整体師が顎関節症の分野に関わり始めているという話しを聞くようになりました。しかし、本当に整体師で顎関節症を治す事が出来るのでしょうか?

私の今まで培ってきた経験から言いますと“ノー”です。勿論、整体師は関節や筋肉の事を学んでいらっしゃると思いますがそれは筋肉や筋膜などに限定します。
何で顎関節症になってしまったのか?どこに原因があるのか?は追求しません。
ただ、「筋肉が硬いですね」とか、「もみほぐせば柔らかくなりますよ」という表面的な事でしか施術致しません。原因を追及しないで施術を行うので、何度も通う事になります。

画像を見て頂いても分かりますように、顎関節は非常に複雑でありまして筋肉は1番表側にあります。顎関節を構成する主な筋肉は、四大咀嚼筋(咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋)で成り立っています。それぞれに機能があり特に表層に位置しているのが咬筋と側頭筋になります。整体師はこの2つの筋肉しか施術対象としませんし、それしか出来ません。

また、顎関節の延長線上には“歯”がありますので歯の治療で歯の位置が変わってしまえば顎関節に影響が出ますしその逆もあるわけです。なので歯科医師でないと治せないのです。

勿論、その歯科医師にきちんとした知識と技術があるという前提での話です。

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