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患者さんの気持ちに寄り添う患者さんの気持ちに寄り添う

患者さんの気持ちに寄り添う

名取歯科医院では治療に入る前に「患者さんが今どのような気持ちでいるのか?」を、少しでも理解をしたいと願っています。カウンセリングや治療の際など折に触れて、丁寧に伺って分かり易くお話しをする事を心がけてをしています。

この患者さんは銀歯を白くしたいと言うことで、他院でセラミックインレーという治療を受けました。その際に「一度に4本治療すればキャンペーンで少し安くなります」と言われたそうです。そこで、一日で治療が終わる1DAYトリートメントというセラミックインレーによる治療を受けたそうですが、3ヶ月後にまずその中の一つが壊れて、またその3ヶ月後には他のセラミックインレーも壊れたそうです。

治療をおこなった歯科医院に「どうしてこうなるのか?」と聞いたところ「硬いものばかり噛むからだ」と言われたそうです。しかしそれでは終わらず、さらに3ヶ月後には更に他のセラミックインレーも壊れてしまいました。名取歯科医院に来院された時には「私の噛み方が悪いから何度も壊れてしまう」とご自身が悪いというように、ご自分を責めておられました。

これはとても悲しい事です。

なぜなら私たち歯科医師のミッションとは、歯を治療する事によって、硬いものでもなんでも噛める、患者さんに幸せで健康な食事をして頂くことができることであると名取歯科医院では考えているからです。この画像はその歯科医院で何度もやり直した後の画像です。正直に申し上げて保険外診療にしては粗末な仕上がりだと言わざるおえません。

この患者さんには「悪いのは患者さんではなく、このような治療を行なった歯科医師であると名取歯科院では考える」と、はっきりとお伝えしました。何が良くて何が悪いのかをきちんと客観的に患者さんに理解をして頂くのも、歯科治療においては大切なことであり、それをきちんとお伝えすることも歯科医師の責任と名取歯科院では考えています。

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