大切な1本の歯を残すための本当の治療とは

歯のライフは永久歯としてお口の中に生えてきてから抜歯に至るまで平均約50年と言われてますが、なぜ50年なのでしょうか?
生えてきた永久歯が人生を全うするまで何も問題が無いという方はあまりいないと思います。食生活や生活習慣の問題で虫歯になったり歯周病になったりという方が殆どではないでしょうか。虫歯になってもきちんとした治療と生活習慣の改善で歯はよみがえるのです。しかしながら虫歯になってすぐに神経を取ってしまうとか、セラミック等の審美治療をするために神経を取ってしまうという話をよくに耳にします。神経は歯を外からの細菌から守る役目をしていますので、なるべく神経は取らない方がいいのです。神経を取ってしまった歯は取らなかった歯よりも3倍再度虫歯になる危険性があるのです。
しかし、現在の保険治療制度の中では神経を保護する薬剤も認められないためにどんどん神経が抜かれてしまっているのが現状です。

歯の神経を守るという事は歯を抜歯から救うという事と同じなのです。
このように(図1)神経が露出してしまってもこのように(図2)神経を保護する薬剤を入れさえすれば歯を守る事が出来ます。神経を守る事が出来れば部分的な被せ物で治療は終了致します。(図3)

  • 図1
    図1
  • 図2
    図2
  • 図3
    図3

図4

図4

また歯の根の先に“膿の袋"が出来てしまい歯肉も腫れてもう抜歯しかないという歯でもきちんと基本に則って治療すれば歯は残るのです。
このような歯も(図4)きちんと治療すればこのようにきれいに歯を残す事ができます。(図5)(図6)
抜歯してインプラントをする事も間違っていませんが、やはり治療して治る可能性のある歯でしたらインプラントにする前に歯を残す最善の治療をするのがベストではないでしょうか。

このような治療をする事によって出来るだけ歯を残す事をすれば、結果将来にわたり入れ歯にならないのではないでしょうか。
今はインプラントの時代ではなく歯を様々な治療法を使って残す時代です。

  • 図5
    図5
  • 図6
    図6